応援隊第二陣、産地(佐渡)を訪問!(1/2)

8月に続き、「朱鷺と暮らす郷応援隊」第二陣が産地訪問をしました。もちろん、今回の目的は、稲刈りです!朱鷺が舞い降りる佐渡の田んぼはどんな景色なんでしょうか?とても楽しみですね。

第二陣として産地訪問したのは、西山京子(ちょりママ)さん、井上恵太(KEITA)さん、吽野英里さん、粕川美智子さん、西垣かおりさん、古谷明美さん、堀口泰子さんの7人。中には、一度も稲刈りをしたことが無いという方もいらっしゃいました。

直前の佐渡からの情報では雨天が続いており、雨具の準備をするように指示を受けていました。

第二陣、佐渡に向けて

10月1日(土)出発日の朝、東京の天気は雨。外での体験活動が多い今回の日程で、佐渡の天気予報は雨という少々不安の残る出発となりました。

ところが新潟に近づくにつれ、新幹線の窓から見える空がみるみる明るくなり、新潟港へ着く頃には、雲一つない晴天。輝く海を前に、これから出会う佐渡の方々や、風景に思いを馳せ、応援隊の胸も高まります。

sado2_1

今回も、佐渡汽船の高速船「ジェットフォイル」に乗り、約一時間で佐渡の両津港に到着。東京駅から最短3時間程度で到着するので、感覚としてはあっという間!

船のタラップを通り、上陸!
そして、最初のプログラム『稲刈り体験』へ向けて田んぼに移動です。

自然栽培の田んぼで稲刈り体験

自然共生農業という取りくみの中で生まれる「朱鷺と暮らす郷」認証米作りをより深く知るために、地元農家の方のご協力を得て、稲刈りを体験させて頂きました。

お邪魔したのは、実際に朱鷺と暮らす郷米や自然栽培でのお米作りに取り組まれる林さんの田んぼです。林さんは、お米の無農薬栽培における第一人者。ご自身の田んぼで、無農薬米を作られているだけでなく、佐渡全体での農薬削減にも積極的に取り組まれています。そんな地道な活動により、佐渡は現在、島全体で5割以上の農薬削減に成功しているそうです。
sado2_2
早速、全員で長靴に履き替え、軍手をはめ、カマを持ち、田んぼに入ると・・・前日までの雨の影響で、田んぼがぬかるんでおり、刈り始めるポイントへ移動するだけでも一苦労。
sado2_3
林さんから稲の根元のつかみ方、カマの使い方を教えて頂き、早速方全員で稲刈りに取り組みます。最初は戸惑う声が上がりましたが、だんだんコツを掴み黙々と作業。
sado2_5
刈る作業が終わったら、次は、稲を束ね、そして干していきます。

稲作の手作業は一つ一つ本当に手間がかかるということを実感。機械化は進んでこれらの手間も大分軽減されている事と思いますが、長年、日本人を支えてきた大切な恵みに感謝の気持ちが湧き上がってきます。
sado2_7

バッタ、カエル、カマキリがわんさか!まさに無数!

稲を刈り進めていくうちに気づいたこと。感じたこと。

それは、田んぼの中に生き物が本当に多いことです。驚くほどの勢いで、バッタ、カエル、カマキリ達が、人が迫ってくると、跳ね出てきたり、飛び立ったり・・・まるで生き物の楽園のよう!

「朱鷺と暮らす郷米」の認証基準である農薬削減が、厳格に守られているということは、何よりもここにいる生き物たちが証明してくれていると感じます。
sado2_6
すべて終わり、最後に全員で記念撮影!
ご協力くださった、農家の皆さま、市の関係者の皆さま、とても貴重な体験をする機会を頂き、本当にありがとうございました。

林さんの無農薬栽培にかける思い

hayashi-san

稲の束の縛り方を指導くださる林さん。

 稲刈りの後、林さんから無農薬栽培への想いを聞かせて頂きました。

実は林さん、8~9年前に佐渡で農薬を削減する取り組みが始まった当初、反対の意見を表明されていたそうです。農薬の削減により、収穫高が落ちたら困るではないかと。もっともです。農家の方々も生活がかかっています。その時点では、農薬を削減したからといって、何か保障される訳でもありませんでした。

そんな林さんが、今のように完全無農薬栽培へ取り組むようになったきっかけ。それは、一羽の朱鷺でした。

数年前、林さんがいつものように、田んぼで作業をしていたところ、ふと目の前に一羽の朱鷺が舞い降りてきました。林さんは、その一羽の朱鷺を見て、胸が震える思いがしたそうです。

「まるで、わが子を見たようだった。」そう話してくださる林さんの表情が印象的でした。

この自分の子供のような朱鷺を、守ってあげたい。住みやすい環境を作ってあげたい。ひいては安全なお米を消費者の方に届けたい。その日から、林さんの完全無農薬栽培への取り組みが始まりました。

「朱鷺と暮らす郷」認証米についてのお考えも、伺いました。林さんが強く強調されていたのが、「自分は派手な宣伝よりも、もっともっと、農家全体の農薬削減への意識を高めたいのだ。」ということでした。

現時点でも、5割削減という他の生産地では成し遂げることが難しいレベルまで到達しているにも関わらず、さらなる向上を目指す志の高さ。何よりも常に、農家全体の意識を高めることを優先させ、佐渡で最高のお米を作っている。宣伝や販売は、その後なのだ。という林さんの実直なお考えやご意志。毎日口にするお米は、こんな思いで作られているものを食べたいなと、率直に思いました。

やはり人の強い想いを本当に伝えられるのは、人。

今回参加してくださった方皆さん、「朱鷺と暮らす郷」認証米に込められた想いを、早く自分の生徒様に教えてあげたい!と意気込んでおられました。

明日は、早朝から朱鷺を見に行きます!

(続く)

その他の応援隊活動報告

See More