2017年秋産地訪問報告第1日目
佐渡も稲刈りが始まり・・・応援隊に稲刈り体験のために訪問してもらいました。この時期の訪問は、朱鷺との遭遇率も非常に高いので、応援隊も気持ちが高ぶります!
この秋の産地訪問にて、いろいろと学んで頂くのは、「eriko cooking salon」主宰の神田依理子さんと「ayaka cooks」主宰の綾夏さんです。お二人とも、佐渡の訪問は初めて。そして、稲刈りするのも生まれて初めてだそうです!
どんよりした空とは裏腹に、驚くほど静かな日本海。まるで、湖・・・いや、湖よりも静かに感じました。佐渡島に無事到着!
産地訪問1日目のプログラム、郷土料理を学ぶ!
到着1日目は、地元のお母さん達から、郷土料理を学ぶという贅沢プログラム。島ならではの食材や料理を学んで、新しい発見に出会えるのが楽しみです。
調理実習ができる場所は、到着した両津港から、数分のところにあるという素晴らしい立地!
調理実習室に入ると、待っていてくれた地元の元気なお母さん方から「いらっしゃ~い」「こんにちわ~」と、とても明るい声でお出迎え頂きました。続けて、お互い自己紹介を始めて、「佐渡に棲んでいますが、兵庫といいます」という一言で、どっと笑いが起きました。
みんなからもどっと笑いが起きて、一気に場の雰囲気も和みました。
さあ、これから調理実習なのですが、軽く腹ごしらえをしたほうが良いでしょうということで、お母さん方が事前に準備してくださったお料理がこんなに!そこからどんどん、郷土料理や食材の話になり、そして写真撮影会となり、中々食事も始まりません・・・。
お豆腐が入っている佐渡ならではの煮しめ、お赤飯、イカと八幡芋の煮物、ししとうの佃煮、地元のイチジクなどなど。
実習後の試食に配慮して少しセーブしないとという理性が働かなくなるほどの誘惑です。そして、食べる気満々のみなさん。
郷土の食材や料理のお話を伺いながらのランチを終えて、調理実習スタートです。まずは、八幡芋を茹でます。
立派な鱈。おいしいダシがたっぷり出そうです。
ホクホクに茹で上がった八幡芋をみんなで、皮むき。佐渡市の職員の方も一緒に。
こちらは、生のさつま芋を砂糖や米粉と和えます。こちらも郷土菓子です。とても不思議な調理行程ですが、どんな感じになるのか楽しみです。
先ほどの茹で上がった八幡芋は、コロッケに変身しました!
さつま芋を、キッチンシートに載せて、軽く成形。とてもシンプルなプロセスです。
鱈は、鍋に投入。鱈子も、肝もとても大きく、ぶつ切りに。
さつま芋、蒸しあがってこんな感じになりました。通常は、小麦粉を使用するそうですが、今回は、朱鷺と暮らす郷の米粉を使用してみたそうです。少し小麦粉とは出来上がりの雰囲気が違うようですが、味見が楽しみです。
鱈の味噌汁は、どんな塩梅でしょうか?ちょっと味見。
本日、2度目の昼食?で「いただきます!」
朱鷺の群れに遭遇
調理実習が終わって、トキ交流会館へ車で移動。枯れた松があり、その裏の森は朱鷺の巣という所に移動。今の時期は、その松の木に、朱鷺が巣に戻る前に少し休んでいる姿が見れる事があるそうです。
双眼鏡を借りて観察。
約10羽ほどの朱鷺が、巣に帰る前の羽休めなのでしょうか?のんびりとしている・・・とっても不思議な光景が見れました。実際は、双眼鏡が無くても、十分見れます。
木の左側に目をやると、まっすぐと巣の方に帰って行く朱鷺たちの姿も。
太陽が沈んでしまう前に、田植えアートをした水田を視察。うっすらですが、まだ朱鷺の姿(アート)が田んぼの中に見えました。
秋の応援隊、全員で!空に向かって??なんてことをしたら、奇跡的な事が起きました。
後ろを見ると、きれいな虹が、地面から天に向かって伸びています。明日の、稲刈り体験に向けて鋭気を得たような気がします!明日は、みんなで稲刈り頑張りましょう!
その他の応援隊活動報告
- 2017年9月12日共生農業の証、多様な生物
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