共生農業の証、多様な生物

地元の生産者=いきもの調査員

引き続きの晴天に恵まれ、待ちに待った調査活動の朝。朱鷺のために共生農業を繰り広げる地元の方がこんなにたくさん集まっています。子供さんの姿も見えますが、圧倒的におとなの男性(生産者)中心。一緒に参加させて頂く料理家の皆さんからも、参加者数の多さに少し驚きの声が・・・これほど多くの地域の方から理解が得られて、行われている活動は非常に珍しいことではないかとお話していました。

集合場所から、調査をする水田近くに移動。直前の説明を受けます。みなさん、真剣。

陸水空をくまなく!

だんだん日差しが強くなってくる中、網とカゴ(容器)を携えて、調査に入ります。田んぼ周辺の生物がいそうな場所にどんどん網を入れて、ありとあらゆるいきものの存在を確認していきます。稲の株付近にできる蜘蛛の巣の数もカウントします。

お互いに、何が獲れているのか確認しながら。

今度は、獲れたいきものを1つ1つチェックします。チェックシートは耐水性という現場重視の体制にも感心!

皆さんが持っている調査シートを見るとわかりますが、非常に多くの生物が確認できるようになっています。

ちょっと珍しい生物に遭遇しました。おそらく誰もが知っている名前の昆虫なのですが、実物は見たことがないという人が非常に多い・・・「おけら」です。写真ではわかりづらいのですが、なんと水に浮きます。

たくさんの発見と地域の方の熱心さを実感し、午前中のいきもの調査は今年も無事に終了しました。

棚田視察

佐渡と言えば、忘れてならないのは棚田。本当に山奥の急斜面にあるので、調査をしたところから約30分ほどのドライブで到着しました。現在の棚田はオーナー制度によって運営されています。島外の方が田植えや稲刈りの時期に来て、自身の棚田から収穫をするという都市と地方をつなぐ重要な存在になっているそうです。

田んぼアート視察

この5月に田植え体験をさせて頂いた田植えアートの現場を再訪問。
田植えの時は霧で見えなかった佐渡最高度の金北山(1,172m)がある大佐渡山地が連なっています。

田んぼの脇にある少し高い土手に登ると、朱鷺を見ることができました。

地域食材の開拓へ

参加の料理家さんからのリクエストで、道すがら地元食材が多く扱われるお店に立ち寄り、朱鷺と暮らす郷認証米と一緒に料理したらおいしい食材や何か新しい発見がないか?とワクワクした雰囲気で、あちこちを見てみます。

お店の方にお話を聞いてみると、やはり地域ならでは食べ方や食習慣の話をたくさん聞けて、なかなか次の予定に動けませんでした・・・。

朱鷺を視察

今回は、残念なことに自然に還った朱鷺に出会う事はできませんでした。非常に厳しい暑さだったので、こういう時は、中々人間の目の届くところには姿を現さないそうです。ということで保護センターの朱鷺を良く観察しました。

朱鷺は、雄雌とも生涯繁殖することができるそうです。

ということで、今回も1泊2日の産地調査は無事に終了しました。料理家のみなさんには、これからも、たくさんの方に朱鷺とそれと一緒に行われる共生農業などについての情報を伝えていってもらいたいと思います。

その他の応援隊活動報告

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