佐渡島の様々な特徴を勉強(8月産地訪問)

みなさん、こんにちは。

今回は、「朱鷺と暮らす郷」認証米の重要な活動の一つである「いきもの調査」に2017年度の新しい応援隊の先生方に参加頂き、一緒に、調査をやって頂きました。料理教室や、今回の先生がきっかけでこちらの活動を読むという方のために、簡単に「朱鷺と暮らす郷」認証米作りの一環である「いきもの調査」についてご紹介させて頂きます。

いきもの調査とは

朱鷺の餌場の一つになっている人間が営む田んぼに朱鷺のエサはどれくらいいるのか?を調べるという調査活動です。朱鷺のエサとなる生きものの種類、数を調べて記録します。共生農業行う農家の方が、自ら調査員となります。

今回、参加頂いたのは、西山京子さん、若井めぐみさん、そして坂東万有子さんです。若井さん、坂東さんは、2017年2月に東京都内で開催された「世界農業遺産をおいしく学ぶ会」に参加したことがきっかけで、ジアス(世界農業遺産)や共生農業の事を知りました。

この産地訪問で、朱鷺と暮らす郷の背後にある「島の人々の取り組みや思い」を知ってもらい、更に、理解を深めてもらい、ご自身の料理教室でも共生農業や朱鷺と暮らす郷についてもご紹介頂く予定です。

いざ、佐渡島へ

若井先生、坂東先生にとっては、初めて乗船するジェットフォイルで、佐渡島へ。九州に台風が上陸しているようですが、嵐の前の静けさでしょうか?とても穏やかで、空の色と変わらないほどの真っ青な海が夏の灼熱の太陽の下に広がっていました。夏の日本海は、穏やかな日が多いそうです。

ジェットフォイルは、時速80キロで走ることができ、島には、わずか50分程度で到着します。(ちなみに、通常の大型フェリーは、約2.5時間を要します。)(上の写真)佐渡から新潟港へ戻るジェットフォイルを見ることができました。船体が水面から浮いているのが見えます。

佐渡島に到着。朝の9時に東京を出発し、島に到着したのは、12:50。少し涼しいかな???という期待は大外れ・・・数日前に梅雨明けした佐渡の太陽は、肌をローストしていると感じさせるほどの強さ。日焼け対策しっかりして、まずは1日目の予定に出発です。

ジオパーク=島全体が自然史博物館!

佐渡と言えば、誰しもが金山に目が行きがちですが、それに負けないほどの魅力は、島の自然です。それも、きれいな山、森や海という、誰もが見ればわかるようなものではありません。

佐渡は、2013年に日本のジオパークとして認定されました。今回は、先ずは佐渡の世界農業遺産の認定ともつながる部分が多数ある佐渡の自然と、その恵みのものとに行われてきた農業について少しだけ勉強します。

まずは、サドメシランのお店の一つ「ながも」さんにて、ランチをとりながら今日と明日の打合せ。

座るや否や、地図やパンフレットを広げて、先生方の島についての情報収集活動開始!地理や気候、歴史はその地域の食と深く関係があるようですので、とにかく根ほり、葉ほり。

お昼は、名物のながも丼(ながも=標準和名は、アカモク。モズクよりも粘り気が強いです。)を頂きました。写真ではあまり、見えませんが・・・エビやイカの下に、体に良さそうなネバネバの「ながも」がたっぷりとご飯にのっています。

トイレ休憩で立ち寄ったお土産屋さんでも、地元のお母さんから色々と教えてもらいながら。

佐渡の清水

佐渡の穀倉地帯と言われる島の中心の平野部は、広大な水田が広がっています。今回は、そこから離れて、島の南東部。本州に一番近い「小木」と呼ばれる地域へ。ここは、本州に一番近いという事もあり、かつては北前船の寄港地であり、江戸時代は最も栄えた地域だそうです。ただ、産地のすそ野となる地域であることから、水田開発は難しいのと、水の確保が難しい地域であったため、かつてはあまり水を必要しない作物の蕎麦やさつま芋が作付されていたそうです。

現在は、水田が広がっています。その理由は、昭和初期に横穴式の井戸を掘り、十分な水を確保することができるようになったからだそうです。

元々は、水は、佐渡島の特徴的な火山の地層で濾過されて、地下を伝って、海岸沿いに湧き出してきている箇所がたくさんあります。それが、この清水(写真、足下の水)だそうです。

小木半島では地震などで形成された様々な地形を見る事が出来、まさに島全体が自然史博物館です。

約半日かけて島の南東部の小木地域について学び、また新しい佐渡島の新しい側面を見つけることができました。明日は、いよいよ本番。8月恒例の「いきもの調査」に備えて、早めのお休みです。

 

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