もうすぐ収穫の佐渡から

こんにちは、佐渡生きもの語り研究所です。

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もうすぐ「禾乃登(こくものすなわちみのる)」。暦である七十二候のひとつで、暑さは和らぎ、稲穂は実って色づいてくる頃です。佐渡でも、朝晩は涼しくなり、田んぼを吹き抜ける風は稲をゆったりと揺らし、秋の気配を感じるようになってきました。

 

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この時期に田んぼに出かけると、いろんな色の稲穂を楽しむことが出来ます。右は早生品種の「こしいぶき」、左は「コシヒカリ」です。酒米の「越淡麗」は、さらに淡い緑色をしています。朱鷺と暮らす郷づくりの認証米は、様々なお米で取り組まれています。

 

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稲穂が垂れてくると、赤とんぼの仲間である「ノシメトンボ」が田んぼを訪れます。産卵のためです。揺れる稲穂の間を上手に飛びながら、空中からパラパラと卵を産み落としていきます。卵は、そのまま土の上で、来年の春に田んぼに水が張られるのを待ちます。
 
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繁殖期の終わったトキたちは、群れで行動するようになってきました。この時期、稲が繁茂しているので、トキは田んぼの中で餌がとれません。畦や江(え)、ビオトープや調整水田が餌場となります。ここの調整水田は水がたっぷり。ゆったりと餌をとったり水浴びをしたりして、トキやサギたちに大人気です。さながら、”日帰り入浴施設”といったところでしょうか。