「田からもの未来会議」 開催! - 田んぼの生きもの調査 編 -   (2017/8/22)

8 月19 日(土)、「田からもの(宝物)未来会議」が佐渡で開催されました。
全国13 地域(豊岡市、小山市、長岡市、出雲市、七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋市、志賀町、宝達清水町、穴水町、能登町、佐渡市)の子どもたちが集い、田んぼを舞台に、生きものや伝統文化について学びながら、地元の自然について考えるイベントです。

雷鳴とどろく夜明けとなった佐渡でしたが、参加地域の自然や活動紹介、アイスブレイクが終わった頃には、雨はすっかりあがりました。さぁ、田んぼに向かいます。

 

生きもの調査をする場所は、トキが実際にエサをとりにきている田んぼです。

 

講師は、NPO法人 オリザネット の古谷愛子さん。田んぼにいる生きものの特徴や暮らしについて、様々なことを教えてくれます(只今 調査時の注意事項を説明中)。そして、田んぼの生きものについて大いに語ることのできる、「朱鷺と暮らす郷づくり認証制度」に携わる農家さんも加わり、調査スタートです。

 

今回の生きもの調査のテーマは、「トキの食べもの調べ」。
トキは、田んぼでいろんなエサを食べて暮らしています。トキの成鳥が1日に必要なカロリーは、325 kcal。子どもたちみんなが   “トキ”   になってエサを探し、捕まえたエサのカロリー量を計算します。さぁ、この田んぼでお腹いっぱいになれるのでしょうか。この時期は、どんな生きものがいるのかな?

 

捕まえてきた生きものは、種類ごとにまとめていきます。けっこうたくさんの生きもの(エサ)に出会えたようですよ。

 

こちらのチームでは、キリギリスの仲間をたくさん捕まえてきた様子。
田んぼのイネ丈が高くなったこの時期は、トキは田んぼの中には入らずに、畦などで餌を探しています。きっと、キリギリスもトキのエサだね。

 

他の生きものたちも種類を記録して、数を数え、カロリー量を計算していきます。

 

そして、班ごとに集計したカロリー量を発表してもらい、子どもたち全員が集めたカロリー量を合計します。結果は、426 kcal! 50人が30分かけて、なんとかトキ1羽分になりました。トキは、私たちよりもエサを探すのが上手だけど、たくさんのトキが暮らしていくためには、生きものがたくさんいる田んぼが大事なんですね。みんなが見つけた最初の「田からもの」は、何かな?